人間の裏も表も見通し描き尽くすWebマガジン
小林よしのりライジング
今週は号外配信です!
ゴーマニズム宣言は第340回
「セカンドレイプ魔・小川榮太郎」
月刊Hanada10月号に『性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体』と題する文章が載っている。
筆者は安倍政権応援団の自称文芸評論家・小川榮太郎である。
ジャーナリスト・伊藤詩織氏をレイプした容疑で逮捕状が出ていながら、逮捕直前に安倍政権に近い中村格警視庁刑事部長(当時)の一存で逮捕が取り消された男・Yと小川は親しい関係にある。
それだけでも、読まなくても内容は想像がつくというものだが、実際の中身は予想よりもはるかにひどいものだった。
Yは伊藤氏と性交したことは認めている。
問題はそれがレイプかどうかだが、小川は「合意のない性交はレイプ」という大原則も分かっておらず、ただひたすらYを守るためとしか思えない屁理屈の数々をひねり出し、伊藤氏に対して性被害を訴える資格がないとまで言い出すのである!!
「性被害者を侮辱した」のは小川榮太郎であり、これを載せた花田紀凱であり、これを読んで支持するHanadaの読者である!!
保守を自称するセカンドレイプ集団がここに存在している!
この日本人の風上にも置けない野蛮人集団を、決して許してはならない!!
泉美木蘭の「トンデモ見聞録」は第139回
「人にはいろんな生きざまがあるという話」
世の中、クリーンというか、潔癖というか、デオドラントというのか、とにかく人間が持っている「悪」や「闇」や「裏」の部分から目を背け、そういうものがない人間こそが正しく美しく良い人間であるかのように思っているような学校秀才的よいこが増えているような気がします。
しかし、人間ってそんな風に生きているものなのか?
それは単に、現実を知らず、世間を知らず、人間とはどういうものなのかを想像することもできない退屈な、そしてむしろ危険な人間ではないのか?
そこで今回は、極めて具体的な例として、いつもと趣を変えて、泉美木蘭さんのお母様の若き日の物語を、2回に分けてお送りします。
キレイゴトしか受け付けられない、温室育ちの嬢ちゃん坊ちゃんに、この生き様は理解できるか!?